排水管のクリーニングを検討している人はハウスクリーニング業者に依頼すると良い

キッチンは料理を作る所なので、いつでもキレイに保ちたいものです。

しかし、流し台やゴミ受けの掃除をしているだけでは、清潔には保てません。

 

浴室やトイレの排水口から嫌なニオイがするときには、排水管に汚れが溜まっている恐れがあります。

 

排水管が詰まると、ニオイが出るだけでなく汚水が溢れて流れなくなるので、定期的にハウスクリーニング業者に清掃を依頼してキレイにしてもらうと良いでしょう。

 

この記事では、ハウスクリーニング業者の作業内容や料金の目安について解説しています。

 

ハウスクリーニング業者に排水管の洗浄を頼むのはいつが良いか

秋の時期には台風が来るので、雨が多く降るようになり、下水に雨水が大量に流れ込みます。

そのため、排水管が詰まると、下水の嫌なニオイが部屋中に充満するようになります。

 

排水管の内側の汚れを洗浄しておけば、汚水の詰まりや逆流を防げるので、台風が来る前の8月から9月に排水管の掃除を依頼すると良いでしょう。

 

排水管のクリーニングを頼む期間の目安について

戸建て住宅であれば、新築で建ててから、10年経ったら排水管のクリーニングをすると良いでしょう。

その後は、3年から5年に1度の目安でハウスクリーニング業者に連絡しましょう。

 

アパートやマンションのような共有住宅は、管理会社が定期的に排水管のクリーニングを決めてくれますが、戸建て住宅は自分でハウスクリーニング業者とやり取りをするので、前回はいつ掃除したかを明確に記録しておきましょう。

 

もし排水口から変なニオイがする場合や、排水するときゴボゴボという異常な音がする場合には、すでに排水管が詰まっているかもしれないので、すぐにハウスクリーニング業者に連絡しましょう。

 

排水管のクリーニングではどのような作業をするか

戸建て住宅の排水管のクリーニングの作業の流れを簡単に解説すると、作業中に入居者が立ち合う必要はありません。作業の日にはハウスクリーニング業者が、排水管から水漏れがないかを確認してくれます。

 

そのため、作業の日までには、流し台の下や洗面台の下にある小物を整理して別の場所に移しておくと、作業がスムーズになります。

 

ハウスクリーニング業者は、利用者の排水管の詰まりを見る前に、状況について直接お客さんの話を聞くことからスタートします。

 

浴室の排水管から下水のニオイがするとか、台所の汚水の流れが悪いなど、いろいろな場所の状況を知って、重点的に清掃するする場所を決定します。

 

ハウスクリーニング業者はまず初めに、建物の外にある排水管の出口の部分をクリーニングします。

なぜなら出口になる所の流れを良くしないと、台所のシンクなどに汚れが逆流してしまう恐れがあるからです。

 

建物の構造にも関係しますが、排水管の出口、一階、二階の順にクリーニング作業を進めます。

 

ホースの先端から圧力の強い水を噴射する、エンジン式の高圧洗浄機を使用して、一階の浴室、トイレ、二階のキッチンという順番で排水管の中の汚れを取り除きます。

 

一箇所ずつ確認して流れが良くなったかをチェックしながら、清掃作業を終えます。

最後に排水管から水漏れがないかをチェックし、水流にも異常がないことをお客さんに確認してもらい作業が終了します。

 

なお、排水管のクリーニングの作業時間は、2時間から3時間が目安です。

 

排水管のクリーニングを自分で行うのは大変

排水口のゴミを取り除くことは自分で出来ても、排水管の中をクリーニングすることは素人では大変です。

でも放っておくと、排水管から嫌なニオイがしたり、排水管が詰まって汚水が逆流するかもしれません。

 

近年ではケルヒャーなど家庭用の高圧洗浄機を、ホームセンターやインターネットでよく見かけるようになりました。

 

自分で排水管をキレイにしたい気持ちは分かりますが、知識のないままクリーニングをすると排水管が壊れる原因を作ることになるので、やはりハウスクリーニング業者に頼んで定期的に洗浄してもらうのがベストです。

 

ハウスクリーニング業者に依頼して、内部のクリーニングをすると、排水管がキレイになるだけでなく、嫌なニオイがしないので害虫が湧き出る心配もなくなります。

 

また、思わぬ落とし物を見つけることもあるので楽しみです。

 

排水管のクリーニングを依頼するときの値段

ハウスクリーニング業者に洗浄作業を頼む場合には、建物の広さや戸建て住宅かマンションかによって排水管の形状が違うため、料金も建物の種類によって異なります。

 

料金の目安としては、戸建て住宅であれば1万7千円から2万4千円、アパートやマンションであれば4万8千円から6万円、店や事務所では3万5千円から4万5千円、ビルなどは4万円から5万円が大体の目安になります。

 

ハウスクリーニング業者への支払いのときに、問題が起きないように、料金をよく調べてから業者を選ぶと良いでしょう。

 

排水管のクリーニングをするハウスクリーニング業者の選び方

良い業者を選ぶためには、ポイントを抑える必要があります。

まずは金額がはっきりと書かれているかを見極めましょう。

 

広告やホームページに書いてある作業の金額が、分かりやすい場合には信頼できるといえます。

相場よりも異常に安い値段を提示してくる業者だと、作業の途中に追加料金を求めてくることもあるので注意が必要です。

 

大手の業者は知名度が高いので安心な気もしますが、作業は下請け業者に依頼することが多いため、注意しなければなりません。

 

作業を行う業者の料金に加えて、元請けの利益になる費用もかかってしまうので、中抜きされない、自社で作業を行う業者に頼むようにしましょう。

 

せっかくお金を支払って依頼するので、経験が豊富な業者に頼むようにしましょう。

ホームページに書かれている会社の概要などを見れば、設立した日付を確認でき、どれだけ長く仕事をしているかが分かります。

 

これまでの実績に関しては、口コミや施工事例などが書かれていると、お客さんとの信頼関係が築けていることが分かます。

 

排水管のクリーニングでは、経験のほかにも水道に関連した資格を持っているかも確認したほうが良いでしょう。