排水口の汚れをハウスクリーニングで落そう！プロの洗浄の効果とは？

 

普段はちょっと手の届きにくい排水口ですが、

長い間放置してしまうと汚れが蓄積し、悪臭の原因となります。

では、どのように掃除をすると良いでしょうか。

ぬめりや汚れも多い排水口、プロの洗浄を行うことがおすすめです。

そこで、この記事ではハウスクリーニングにおけるプロの洗浄について解説します。

 

 

排水口の汚れの原因とは

住まいの中でキッチンや浴室などの水回りは使用頻度も高くどうしても汚れやすい場所です。

特に排水口は汚水が流れていく場所なので、ぬめりも発生しやすく悪臭も気になります。

では、排水口の汚れは具体的に何が原因となっているのでしょうか。

 

浴室や洗面台の排水口汚れの原因

① 皮脂汚れ

人間の身体はいつも清潔に保っていても皮脂の汚れが出やすいものです。

浴室や洗面台は顔や身体を頻繁に洗浄するため、皮脂汚れが出やすい場所です。

 

②シャンプーやリンス、ボディーソープ類

洗浄時に使うシャンプーやリンス、ボディーソープなどは石鹸カスの原因となります。

身体を洗う際には清潔にしてくれる石鹸ですが、排水口にとっては石鹸カスは大敵です。

ぬめりの原因になりやすく注意が必要です。

 

③髪の毛や服の繊維

浴室や洗面台は身繕いや着替えることが多く、髪の毛や服の繊維なども落ちやすい場所です。

排水口にはこうした髪の毛や糸くずも詰まりの原因となります。

 

キッチンの排水口汚れの原因

①油汚れ

キッチン周辺は油の利用も多く、排水口を汚す原因です。

油は冷えてしまうと凝固するので、

目の届きにくい場所で冷えて固まってしまい、詰まりとなります。

 

②食べ物

生ごみ類を流すシンクは、排水口に食べ物が流れてしまい汚れや悪臭の原因となります。

特に夏場に詰まらせてしまうとゴキブリなどの害虫発生の原因にもつながるので注意が必要です。

 

③石鹸や食器用洗剤

手を頻繁に洗ったり、食器を洗剤で洗ったりとキッチン周辺は洗剤類も頻繁に使用します。

そのため、洗剤系の詰まりやぬめりも起きやすいのです。

 

 

ハウスクリーニングの利用で排水口を綺麗に

ハウスクリーニングで排水口を綺麗にする場合には、どのような洗浄を行っているのでしょうか。

洗浄方法についてご紹介します。

まず、プロのハウスクリーニングは

排水口の汚れを根本的に除去するために高圧洗浄を実施しています。

詰まりも一気に改善できるので、水の流れが最近おかしいな、と感じている方からも好評です。

基本的な洗浄の手順は次のような流れです。

 

排水口の洗浄手順

①ヒアリング

気になる排水口の状態について事前にヒアリングを行っています。

害虫が多い、悪臭がする、水戻りの症状があるなど気になる点を教えてください。

急に詰まりが悪化した場合は床上浸水のリスクもありますので、早めのご相談がおすすめです。

お見積りも事前に実施します。

キッチンの排水口のご依頼の場合、換気扇やレンジフードなど

気になる箇所の洗浄もセットでご依頼頂くことも可能です。

 

②洗浄の実施

丁寧にプロの技術で排水口の洗浄を実施します。

もちろん表面的な受け口部分のみならず、排水管の奥も洗浄し、詰まりが流れるように作業します。

排水口の受け口部分も臭いが気になることが多いので、専用の洗剤に漬け込みを行います。

コンロやレンジフードの掃除をご希望の際に合わせて洗浄しています。

溜まっていた汚れがみるみる改善するので、洗浄後は水の流れも大幅に改善します。

浴室の排水口の場合は合わせて浴槽やシャワーホース周辺などの清掃も可能です。

 

③消臭仕上げ

排水口の汚れは悪臭や異臭の対策のためにも洗浄後は消臭仕上げを行っています。

最後はご依頼頂いた周辺の器具などを設置し直し、拭き上げ作業をして完了です。

 

 

ハウスクリーニングの前に排水口を自分で清掃をするには

排水口の頑固な汚れは臭いもきつく、出来ればプロの清掃にお任せすることがおすすめですが、

日頃から自分でケアを行うことも大切です。

では、どのように日頃のケアを実施すれば良いのでしょうか。

 

キッチンの排水口を自分で清掃するには

ご自身でキッチンの排水口を清掃する場合、一番手軽な方法は市販の排水口用洗剤の使用です。

使用用途を守って、排水口に注ぎ込み放置すればOKです。

但し、強力な洗剤が多いので、他の洗剤と混ざってしまうと危険な可能性があります。

十分に注意を払って行うようにしましょう。

水の流れが弱いときは詰まりの可能性があります。

ご自身で詰まりを改善する場合には、ラバーカップを使用する方法もあります。

しかし、ラバーカップは本来トイレの強い排水管を改善するための製品です。

シンクに利用すると負荷がかかり過ぎる場合があります。

シンク本体にも負担となるため、

出来れば詰まりが悪化している場合にはプロに洗浄を依頼することがおすすめです。

汚れやぬめりを改善する際に、熱湯を注ぐ方法もネット上では提案されています。

しかし高温のお湯を流すことはおすすめしておりません。

理由は、排水管の素材である塩化ビニールの耐熱温度は70度程度のため、

高温のお湯を流すと破損を招く可能性があるためです。

油の凝固した汚れを取る際には確かに熱湯はメリットがあるように感じますが、

排水口や排水管の経年劣化が進んでいる場合には漏水する可能性も高いので、

控えるようにしましょう。

 

浴室や洗面台の排水口を自分で清掃するには

浴室や洗面台もキッチンの排水口と同様に、

市販の専用洗剤で定期的に掃除をすることがおすすめです。

また、髪の毛のつまりが起きやすい浴室は、髪の毛をキャッチする排水口のフタを使うようにし、

排水管を詰まらせないように注意しましょう。

カビの汚れが気になる場合には塩素系の洗剤を使うことがおすすめですが、

混ぜると危険な他の洗剤もあるので取り扱いには十分に注意しましょう。

市販の洗剤がお手元にない場合には、重曹とクエン酸の組み合わせもおすすめです。

塩素系の洗剤よりも効果は弱めですが、手も荒れにくいので扱いやすいでしょう。

浴室や洗面台の排水口は、ハウスクリーニングの際にアクセサリー詰まりのご相談も多い箇所です。

排水トラップの箇所に詰まりやすいので、取り外せば詰まりを取ることも出来ますが、

順序を誤ると排水してしまうので取り外しは慎重に行いましょう。

 

 

まとめ

今回の記事では頑固な汚れや悪臭に悩まされやすい排水口や排水管の掃除についてご紹介しました。

毎日使用する水回りはどうしても汚れや詰まりが発生しがちです。

ご自分での定期的なメンテナンスも大切ですが、高圧洗浄や専用の洗剤での丁寧な作業で、

一度快適にリセットをすることもおすすめです。

ハウスクリーニングではエアコンやフローリング掃除以外にも、

こうした排水口の掃除もスタッフが対応しておりますので、是非一度ご検討ください。