レンジフードの掃除はプロのクリーニング業者に依頼すると良い

物流の進歩に伴い一年中四季折々の食材が手に入り、海外の食材も家庭で使用されるようになりました。
そのためキッチンでは和食の食事に加えて、中華やイタリアンなどの各国の料理が調理されるようになりました。

 

しかし海外の食材を調理する際には強い臭いがしたり、多くの油を使うこともありレンジフードの使用頻度が高まっています。

 

しかし換気扇の汚れをきちんと掃除をしていないと、排気能力が低下してお鍋からの湯気でさえカビの原因になることもあります。

 

この記事では換気扇のクリーニングをプロのハウスクリーニング業者に頼むメリットと大手のクリーニング業者と個人の業者の違いについても紹介しています。

 

定期的にレンジフードを掃除はプロにお願いすると良い

レンジフードの汚れを長い間放っておくと、中で汚れが固まり換気されなくなります。

 

万が一ガスコンロからガスが漏れた時や不完全燃焼で一酸化炭素が漏れた時には部屋の空気が流れずに、命に至る事故を引き起こす可能性もあります。

 

そこで、排気の能力が下がったレンジフードは徹底的なクリーニングが必要になります。

 

フィルターを取り外して洗浄しても、中にあるファンの汚れが排気を低下させているので、換気扇を分解して丁寧にそうじしなければなりません。

 

具体的な作業はコンセントを抜くかブレーカーを下げて換気扇の電気の流れを遮り、厚手のゴム手袋を付けて、高い場所にあるレンジフードのカバーを外してから、工具を使ってファンを外します。

 

こうした作業は素人にはかなり難しく危険も伴います。
そして洗浄作業が終わったら元の状態にセットし直す必要もあります。

 

スイッチを入れれば便利に働いてくれる換気扇でも、頑固な汚れが付くと機能が低下して、掃除をする時にも手間がかかってしまいます。

 

そこでレンジフードを長持ちさせ、空気の流れを良くするために、また事故を防ぐためにもプロのクリーニング業者に依頼して定期的なクリーニングをすると良いでしょう。

 

換気扇のクリーニングでかかる料金について

換気扇のクリーニングと言っても、換気扇はキッチンや浴室、トイレなどさまざまな場所に設置されています。
その中でも、キッチンの換気扇は断トツでクリーニングの依頼が高い場所です。

 

キッチンの換気扇をクリーニングする料金は、約7,000円程度から約15,000円ほどとされています。
もちろんクリーニング業者によって違う洗剤を使い、作業の内容も違うので料金はあくまでも目安です。

 

追加でシンクのヌメリ取りや戸棚の清掃などオプションを付けると、料金も高くなります。
またお風呂の換気扇のクリーニングを依頼すると、約10,000円程度から約20,000円程度の料金がかかります。

 

しかしキッチンと比べるとお風呂の換気扇は小さく作業もホコリを取るくらいなので、換気扇単体での清掃は無く、多くの業者は浴室のクリーニングにオプションとして換気扇クリーニングを付ける場合がほとんどです。

 

換気扇の種類によってクリーニング料金が変わる

換気扇にもいろいろな種類があり、プロペラ式とロータリー式によって料金が違います。
そのため換気扇のクリーニングを依頼する前に、換気扇の種類を確認しておくと良いでしょう。

 

プロペラ式の換気扇の清掃料金は約7,000円程度から約13,000円程度が相場です。
プロペラ式の換気扇は、取り外しやクリーニングが簡単なので、ロータリー式と比べると料金も安価です。

 

ロータリー式のクリーニング料金は、約10,000円程度から約15,000円ほどです。
ロータリー式はプロペラ式よりも分解が大変で、手間がかかるため費用も若干高くなります。

 

なおロータリー式のレンジフードのクリーニングでは、コーティングや加工などのオプションを付ける人もいて、プラスで約5,000円程度から約10,000円程度の追加料金がかかることもあります。

 

自分で換気扇を掃除するのとプロにサービスを頼むのはどんな違いがあるか

換気扇は自分でも掃除が可能なので、わざわざお金を払ってプロのスタッフに頼むほどではないと感じる方もいます。
自力で掃除をすれば、掃除にかかる値段を削減できますし、自分で決めた日にクリーニングが出来ます。

 

実際に換気扇の掃除に必要な道具は、簡単に準備でき1,000円程度から2,000円ほどの材料費を見ておけば良いので、クリーニング業者に頼むよりは費用を安く抑えられます。

 

対照的にクリーニング業者を利用すれば、掃除する手間が省けて、自分で作業するよりもキレイな仕上がりになります。
クリーニング業者が作業する時間には家にいる必要がありますが、自分は作業しないので時間を有効に活用できます。

 

またプロは換気扇を分解して、水と洗剤でつけ置き洗いするなどの特殊な掃除方法を使います。

 

自分で掃除する時には見える部分だけしか洗浄しませんが、クリーニング業者に頼めば目が届かない奥の部分まで確実に掃除をしてくれるので安心です。

 

キレイな換気扇が好きでも忙しくて時間が取れない人や、時間を有効活用したい人には、クリーニング業者に依頼することをおすすめします。

 

またクリーニング業者を選ぶ時には、クリーニングを専門にやっていて、プロ専用の道具と洗剤で掃除をするハウスクリーニング業者を選ぶようにしましょう。

 

日常清掃を仕事にしている主婦が、その家にある掃除道具でやる家事代行と比べると、ハウスクリーニングは徹底的にキレイになり、換気扇もピカピカになります。

 

クリーニングの代金が安くても質の良い業者は多い

知名度の高い大きなクリーニング業者に依頼すると、料金も高くなるのが一般的です。

 

料金が高めの理由は掃除以外のところにかかるコストで、ハウスクリーニングをする作業員に加えて、お客様に対応する事務員や営業マンの給料も出す必要があるので、クリーニング料金に人件費が上乗せされます。

 

なお個人経営をしているクリーニング業者は、営業と作業を1人でやっているのでコストが抑えられます。

 

それで必ずしも料金が安いので掃除の質が悪いとは限らず、たとえ料金が安くてもしっかりクリーニングしてくれる会社もたくさんあります。

 

また大手のクリーニング業者は専門スタッフがお客様に対応しているので、丁寧でマナーのよい接客が受けられます。
対照的に個人のクリーニング業者は、作業員が営業も対応するので、人によっては愛想が悪いと感じることもあります。

 

しかし作業員と直接話ができるので、こちらの希望を伝えやすく、現場でも柔軟に対応してもらえます。