ハウスクリーニング業者は網戸のクリーニングと一緒に窓とサッシも掃除してくれる

網戸は夏の時期に外の風を部屋の中に入れて、蚊や虫を防いでくれる役目を担っています。

しかし網戸の網には、汚れやホコリが溜まりやすいです。

 

網戸の汚れは窓ガラスと比較すると見えにくく、きちんと掃除するためには、サッシから取り外して洗浄する必要があるので、自分で作業するのは大変に感じます。

 

この記事では、自分で網戸を簡単にクリーニングする方法や汚れを防止する方法について、またハウスクリーニング業者を利用するメリットについて紹介します。

 

網戸の掃除はいつ行うと良いのか

網戸のクリーニングは年に一度、大掃除のときに軽く拭くだけといった家庭が多いようですが、トイレや浴室と同じように、網戸のクリーニングも頻繁に行うと空気の通りが良くなり、表面のホコリが少なければ掃除するときの負担が減ります。

 

網戸は窓の外に取り付けられているので、表面の汚れには気が付きにくいですが、忙しい生活をしていても、出来れば半年に一度は網戸を掃除するように心がけてください。

 

半年の一度のペースで掃除すれば、一年間放っておいたときと比べると、こびり付いた汚れも少なく簡単に汚れを落とせます。

 

網戸の内側は、ホコリやペットの毛、タバコのヤニ、油汚れなどが付着しますが、外側には排気ガス、ホコリ、虫の死骸、花粉などが付きやすいです。

 

ホコリや排気ガスは一年中どの季節でも同じように溜まりますが、花粉や虫は春から秋の時期に多くなります。

そのため網戸の掃除を5月と10月に行うと汚れが落ちやすくなります。

 

5月になれば、花粉も飛ばなくなり、気温も上がるので窓を開ける機会が増えます。

網戸に付いた花粉を水で洗い流すと気持ちよく過ごせます。

 

また9月から10月は台風が来る時期で、キレイにした網戸が雨風で汚れると再び掃除をしなければなりません。

そのため、台風が無くなる10月以降にもう一度掃除をするとキレイな状態を維持できます。

 

ハウスクリーニング業者に網戸のクリーニングを頼むと良い理由

ハウスクリーニング業者は、網戸をサッシから外して清掃してくれるので、網戸もサッシ枠もすべて丸洗いしてくれます。

サッシのレールに溜まった汚れは、拭き掃除だけでは落としきれないので、掃除機でホコリを吸ってから水拭きする必要があります。

 

ハウスクリーニングでは、ガラス、網戸、雨戸のうち外せるものはすべて外して洗うので、自分では掃除出来ない細かい部分までキレイになります。

 

網戸をサッシから取り外すと、戸車が壊れている、サッシが歪んでいるなどの劣化状況が分かります。

なお戸車が壊れている場合には簡単に交換できます。

 

網戸の洗い方はプロと素人とほとんど同じです。

ホースから流れる水を網戸にかけながら洗車ブラシで上から下へと洗います。

 

素人が網戸を洗うときには洗剤を使わない方が良いでしょう。

理由は洗剤を使用しなくても、汚れを落とせることと、洗剤の成分が残っていると枠が錆び付く原因になるためです。

 

ハウスクリーニング業者は、網戸や雨戸を水洗いするときには、泥汚れ専用の洗剤を使用するので、水だけで洗うときよりもキレイになります。

 

最後に洗剤はきちんと洗い流すのでサッシがサビる心配もありません。

 

またハウスクリーニング業者は、高圧洗浄機を使って洗浄することもあります。

高圧洗浄ならブラシを使わなくても良いので、網戸、雨戸、サッシ枠に高圧で水を吹きかけて汚れを一気に洗い流せます。

 

網戸は5年以上経つと傷みやすくなり、たるみが出ることもあります。

 

ブラシで水洗いをすると網が破けてしまうこともありますが、高圧洗浄機ならば出力を弱めて使えば、表面の汚れを優しく洗い流すことが出来ます。

 

自分でできる網戸のクリーニング方法

自分で簡単に網戸を掃除したいときには、外側に新聞紙を貼って中から掃除機で汚れを吸い取る方法を試してみると良いでしょう。

外側に新聞紙を貼ると、掃除機に新聞紙を吸い込もうとする力が加わり、表面の汚れを吸い取れます。

 

またフローリング用のクリーナーを使う方法も効果的で、持ち手の長さを短くしてドライとウェットを使い分けて、汚れを拭き取ることができます。

 

さらに、メラミンスポンジを水につけて絞り、網戸の表面を撫でるように擦る方法も良い方法です。

スポンジで全体を均等に擦って汚れを落とすようにしましょう。

 

スポンジが汚れたら水洗いして常にキレイな面で擦ることを心がけましょう。

スポンジで洗う作業が終わったら、仕上げに乾きたタオルで網戸を全体的に拭き上げれば完成です。

 

網戸の汚れを防止するには

半年に一度網戸の掃除をしても、時間が経てばまた汚れが溜まって行きます。

 

キレイな状態を維持するには、フローリングと同じように定期的に掃除するのが一番良いのですが、そこまで手が回らないという人が多いのも事実です。

 

そこで、ガラスの結露を防止する結露防止スプレーを網戸にも使用することが出来ます。

結露防止スプレーの中には、表面をコーティングする成分が含まれているので、花粉やホコリが付着しにくくなります。

 

スプレーをするときは、一度網戸を外してからベランダなど十分なスペースがある所で作業するか、スプレーが飛び散らないようにうしろに新聞紙を貼って作業すると良いでしょう。

 

セーターやカーディガンを洗うときに使う柔軟剤も、網戸の表面に汚れが付きにくくする作用があります。

柔軟剤は服を柔らかく仕上げるだけでなく、静電気を抑えて汚れが付きにくくする効果もあります。

 

使い方は簡単で、柔軟剤を入れた水にタオルを浸して固く絞り、網戸全体を拭き上げれば完成です。ひと手間加えるだけで、冬場の静電気を解消でき。網戸の表面にホコリが付着しにくくなります。

 

網戸の掃除をするときに、表面が傷んでいると感じときには網の交換を検討しましょう。

網の繊維が細くなってきたり、ほつれが見えてきたら交換の目安です。

 

網の張り替えを業者に依頼すると、相場は1枚あたり3,000円程度です。

業者に張り替えを依頼するのが大変なときには、DIYで行うことも出来ます。

 

張り替えるときに使う道具もセットで購入すれば、1,000円程度で抑えられ、網戸の網と合わせて買っても2,000円くらいでできるので、一度挑戦しても良いでしょう。