ハウスクリーニング業者にトイレのクリーニングを依頼するメリット

トイレの臭いが気になる時や、自分で掃除をしても便器の黄ばみが落ちないと感じる時には、ハウスクリーニング業者にトイレのクリーニングを依頼すると良いでしょう。

 

ハウスクリーニングは、清掃経験の豊かなスタッフが専門の洗剤や道具でキレイにしてくれるサービスなので、自分では落としきれない汚れを洗浄したい時におすすめです。

 

この記事では、トイレの掃除をハウスクリーニング業者に依頼するメリットや料金などを紹介しています。

 

トイレのクリーニングを利用するメリットについて

ハウスクリーニング業者にトイレの清掃を依頼するメリットは、自分では落としきれない尿石の汚れまで、除去してくれることです。

尿石とは、便器のふちや蓋の裏には跳ね返った尿が、時間が経って固まったものです。

 

こびりついた汚れは、タオルで拭いたくらいではなかなか除去できません。

 

毎日掃除しているのになぜかトイレから嫌な臭いがするという時には、尿石汚れが溜まっていると思われるので、除去すると悪臭も無くなります。

 

尿石を除去する時には強力な薬剤を使って溶かしたり、表面を削る必要もあるのでプロの技術が必要になり、素人では完全にキレイに出来ません。

 

またトイレは毎日汚物を流すので、配水管が詰まる恐れがあります。

一時的な詰まりなら簡単に解消できますが、頻繁に詰まる時にはプロに清掃してもらうとトラブルが起きにくくなります。

 

さらにハウスクリーニング業者のオプション清掃で、便器の内側にコーティングをしてもらうと、汚れが付きにくくなり毎日の手入れが簡単になります。

 

毎日忙しく掃除の回数を減らしたい人にはおすすめです。

 

なお汚れ防止のコーティングは、オプション料金が加算され、すべてのハウスクリーニング業者が行っているサービスではないので、コーティングを希望する時には、オプションとして追加できる業者に依頼しましょう。

 

ハウスクリーニング業者の清掃内容は、便器だけではなく、窓や換気扇、床など細かい箇所まで掃除してくれます。

 

男性が立って用を足す時に、尿の汚れが床や壁にまで飛び散っていることがあり、プロに依頼すると周囲にこびり付いた汚れまで洗浄してくれます。

 

戸棚や照明など普段の掃除では手が届きにくかった場所までキレイにしてくれるので、クリーニングが終わった後は、見違えるほどキレイになります。

 

ハウスクリーニング業者を選ぶ時のポイント

ハウスクリーニング業者によって、清掃する箇所が違います。

 

多くの業者は、便器の黄ばみや黒ずみ、尿石の除去、カビ取りに加えて、床、天井、壁、照明、蛇口、タンク、洗面台、ペーパーホルダーなどを掃除してくれます。

 

清掃する箇所は決められているので、清掃を申し込む時にどこまで掃除してくれるのかを確認しておくと良いでしょう。

 

またハウスクリーニング業者の中には、トイレと浴室をセットでまとめて掃除するオプションもあり、上手く活用すると単独で頼むよりもお得な料金で水回りの清掃ができます。

 

どうしても臭いが気になる時には、トイレ全体を洗浄して臭いの対策まで行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。

特に黒ずみが気になる場合には、タンクやウオッシュレット便座までキレイにしてもらうと改善されます。

 

タンクの中やウォシュレット便座までキレイにしてくれる業者は少なく、追加の料金がかかることもありますが、普段は掃除できないので、この機会にプロに任せすると安心できます。

 

掃除をしないで長い時間放っておくと、バイキンが繁殖することもあるので、数カ月に1度はハウスクリーニング業者に清掃を依頼すると良いでしょう。

 

さらにハウスクリーニング業者が、保険に加入しているかどうかを確認しておくと安心できます。

保険に加入している業者であれば、便器や壁に傷がついたり、部品が壊れて水が止まらなくなった時などでも保証してくれます。

 

トイレのクリーニングを頻繁に依頼する時には、保険に加入しているハウスクリーニング業者を選ぶと良いでしょう。

 

トイレのクリーニングと料金の相場

ハウスクリーニング業者に、トイレの清掃を依頼した時の料金は約5,000円程度から約15,000円程度が相場になります。

もしタンクの清掃や便座の清掃などを頼んだ時には、追加の費用が発生します。

 

またオプションで汚れ防止コーティングや便座の取り替え、換気扇の取り外し清掃などを頼むとさらに料金が上がります。

なお1カ月に1度、2カ月に1度という風に、定期清掃を依頼する時には、単発で頼んだ時よりも料金が安くなります。

 

忙しくてトイレ掃除に時間が取れないサラリーマンの人や、自分では掃除するのが難しい高齢者の方には、定期清掃をおすすめします。

 

なおハウスクリーニング業者のサイトで価格を調べながら、できるだけ安い業者に頼みたいと思いますが、費用が安すぎる業者は注意が必要です。

 

中には最低価格が表示されているだけで、清掃を始めると金額が跳ね上がるケースもあるため、料金が安すぎると感じた時には、追加料金がかからないのか、清掃する範囲がどこまでなのかをよく確認するようにしましょう。

 

料金や範囲がいい加減な業者は信用できないので、避けたほうが無難でしょう。

 

ハウスクリーニング業者と家事代行の違い

トイレのクリーニングは、知識と経験のあるスタッフが専門の道具を使用して掃除をするサービスです。

 

一方家事代行もトイレ掃除はしてくれますが、家事代行は家にある道具や洗剤を使って、自分が掃除する代わりにキレイにしてくれるだけなので、日常的な掃除と大差はありません。

 

ハウスクリーニングでは、市販の洗剤では落ちない汚れには専門の洗剤や道具を使用してクリーニングをするので、家事代行では手が届かない範囲まで洗浄してくれます。

 

そのため通常の掃除ではなく、トイレをしっかりキレイにしてもらいたい時には、ハウスクリーニングを利用するのがおすすめです。

なおトイレのクリーニングにかかる時間は1時間程度から1時間半程度です。

 

トイレは掃除する箇所が少ないので、他の場所と比べると、比較的短い時間で終わります。

 

ハウスクリーニング業者に依頼した時には、専門の洗剤と道具を持っているので、こちらで掃除道具を準備する必要はありませんが、家事代行にトイレ掃除を依頼する時には、スポンジや洗剤などを自分で用意しなければなりません。