ハウスクリーニング業者にクリーニングを依頼して作業するまでの流れ

油まみれのキッチンやカビだらけの浴室、黄ばんだトイレ、異臭がするエアコンを自分で掃除するのは大変です。

 

そのようなときには、ハウスクリーニング業者の利用を検討出来ますが、初めてサービスを利用する人は予約や見積もり、作業の流れが分からなくて不安に感じる人も多いでしょう。

 

しかしハウスクリーニングの予約は、難しいものではなく誰でも簡単に頼めます。

 

この記事では、ハウスクリーニング業者を見つけて、予約し、見積もりを依頼してから作業までの一連の流れについて紹介しています。

 

ハウスクリーニング業者を探す

キッチンの換気扇が油汚れで回らない、浴室のカビを落としてほしいなど、自分の希望する場所に対応してくれるハウスクリーニング業者を選ぶようにしましょう。

 

ネットでハウスクリーニング業者の料金の一覧を見つけて、良く考えずに値段だけで業者を決めてしまうと、レベルの低い業者に当たってしまうかもしれません。

 

自分の望む作業をきちんと行ってくる業者であれば、料金が少し高くても利用するようにしましょう。

クリーニングを依頼するときには、経験と実績を重ねた会社を選ぶことで、自分でも満足できるクオリティに仕上げてもらえます。

 

自分の希望に合致するハウスクリーニング業者を見つけたら、予約を始めていきます。

 

従来は電話で予約することが基本でしたが、近年ではネットを使って予約をする人が増えて、どのような場所でもいつでもクリーニングを申し込めるようになりました。

 

ハウスクリーニングを予約するときに注意するのが、クリーニングを依頼したい場所を明確に伝えることです。

 

ハウスクリーニング業者が対応する仕事の範囲は幅広いので、どのような内容の作業を望んでいるのかをすぐに知らせてあげることが大切です。

 

キッチンの清掃か、浴室のカビ取りか、フローリングのワックス掛けか、希望するサービスについて細かく伝えるようにしましょう。

 

打ち合わせを行い見積もりを取る

予約が出来たらハウスクリーニング業者と打ち合わせをします。

 

ハウスクリーニング業者を自宅に呼ばなくても、スマホで写真を撮って送ったり、クリーニングして欲しい場所の状態を伝えることで、ハウスクリーニング業者は大体の見積もりを提示出来ます。

 

稀に細かい情報を知りたいときには、現地を訪ねて目で見てから、見積もりを提示することもあります。

 

ハウスクリーニング業者に家まで来てもらえば、ハウスクリーニングの作業をどのように行なうのか内容を説明してくれるので、依頼主も安心出来ます。提示された料金に納得できれば、作業日を話し合って決めていきます。

 

ハウスクリーニングの作業について

作業をする日になると、2名から3名の作業員が自宅に来て、作業に入る前にクリーニングする場所を確認します。

場所の確認が終わったら養生をして、作業する場所の回りに汚れが飛び散らないように準備します。

 

換気扇の油汚れのクリーニングならば、換気扇を取り外して分解し洗剤を塗って漬け置き洗いをします。

素人では手の届かない細かい部分まで、キレイにしてくれることがポイントです。

 

その場所の環境や汚れの状態に合った方法で洗浄します。

作業が終わったら依頼主と一緒にクリーニングをした場所の確認をします。

確認したあとに料金の支払いをして終了です。

 

ハウスクリーニングを利用する前にできること

賃貸住宅のオーナーがハウスクリーニングを頼むときには、部屋の中に誰も住んでいない状態なので、事前に何かを準備する必要はありません。

 

しかし住んでいる人がいる状態でクリーニングを頼んだ場合には、依頼主は前もって準備できることがあり、準備をしておくとハウスクリーニング業者はスムーズに作業ができ、早く作業が終わります。

 

例えばキッチンの清掃を頼むときには、お椀や皿などの食器を食器棚の中に片付けておくと、ハウスクリーニング業者の作業がスムーズになります。

 

食器をそのままにしていても作業を妨げることはありませんが、ハウスクリーニング業者は強力な洗剤を使用していて、作業中に洗剤の成分が食器に付いてしまう恐れがあるため、クリーニング作業をする前に片付けておくのがベストです。

 

場合によっては作業中に、思わぬ事故で食器が割れてしまう可能性もあります。

 

通常はハウスクリーニングの作業を始める前に、食器を片付けたり、養生をしてくれる業者がほとんどですが、食器をしまう場所が分かりにくい状況も生じます。

 

また思い出の品として大切にしている食器に関しては、前もって片付けておくようにしましょう。

 

エアコンクリーニングを依頼したときには、リビングの周りに物を置かないようにしましょう。

 

ハウスクリーニング業者がエアコンを洗浄するときには、エアコンの下にバケツを置き、本体にフードを被せて高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばします。

 

そのためエアコンの下のスペースに物を置かないで、空間を残すことが大切です。

エアコンの下にある小さな家具や家電など移動できるものは、前もって移動させておくと、スムーズに作業が出来ます。

 

ハウスクリーニング業者を決めるときに注意すること

ハウスクリーニング業者はインターネットのサイトに、料金やクリーニングの内容を掲示します。

 

ハウスクリーニング業者のまとめサイトも存在するので、料金の一覧を見れば幾つものハウスクリーニング業者を比較できるメリットがありますが、料金だけを見るとあとからトラブルが起きる可能性もあります。

 

ほかの業者よりも極端に料金が安い場合には、追加料金や追加のオプションが必要かもしれません。

 

値段が安いと感じたときには、見積もりの段階で疑問に思うことや不明なことを、ハウスクリーニング業者に尋ねることで、トラブルを避けることができます。

 

ハウスクリーニングの作業中に、壁や床に傷が付いてしまったり、何かが壊れてしまう可能性もあります。

 

壊した場所の保証をきちんとしてもらえるように、ハウスクリーニング業者に仕事を依頼する前には保険に加入しているかどうかをチェックすると良いでしょう。

 

ハウスクリーニングの料金が安い業者は、保険に入っていないこともあるので、見積書に保険について記載されているかを確認することが大切です。