ハウスクリーニング業者に換気扇の掃除を依頼するときのポイント

換気扇の効果が弱くなったと感じるときには、汚れが溜まっているのかもしれません。換気扇の羽に油汚れがこびり付くと、回りや吸い込みに影響が出るだけでなく、余分な電気代がかかります。

 

さらには、モーターへの負担も大きくなり、最悪のケースでは溜まった油に火が付く可能性もあります。そのため、換気扇の掃除は非常に重要です。しかし換気扇の掃除はスキルが必要で、簡単にやる気が湧いてこないのが現状です。

 

この記事では、換気扇の掃除を自分でした方が良いのか、ハウスクリーニング業者に頼むとしたら金額や時間の目安はどのくらいかを紹介しています。

 

換気扇の掃除はハウスクリーニング業者に依頼する方が良い

掃除は自分で出来なくもないのですが、時間と手間がかかります。掃除代を節約できるというメリットはありますが、専門の知識やスキルを持ったプロのハウスクリーニング業者に依頼する方が、多くのメリットがあります。

 

まずは自分で掃除をするときと比べて時間を節約出来ます。自分で掃除するときには、勝手が良くわからないので、インターネットを使って調べたり、専門の道具を買いに行くなど余計な時間が掛かります。

 

ハウスクリーニング業者に掃除を依頼すれば、プロがすべてやってくれるので手間がかかりません。

 

また換気扇を取り外してキレイにするので、細かい部分の汚れまで落とせることもメリットです。換気扇を取り外して部品ごとに並べるのは、時間がかかり大変な作業です。

 

取り外すことも困難で、力任せに引っ張って壊れることも良くあります。換気扇の外し方は、ハウスクリーニング業者が熟知しているので安心出来ます。保険に加入しているハウスクリーニング業者に依頼すれば、もしものときでも保証してくれます。

 

ハウスクリーニング業者が使用するのは強力な洗剤なので、こびり付いた油汚れを落とせることも大きなメリットです。レンジフードに大量の油汚があるときに、自分でキレイにしようとしても、市販の洗剤ではなかなか落ちないこともあります。

 

ハウスクリーニング業者は、専門の強い洗剤を使用して、スチームなど特殊な道具も併用して使うので、頑固な汚れでも簡単に落とせます。

 

換気扇の掃除を依頼するときの金額とかかる時間

清掃料金は、換気扇の形状や汚れの程度によって変わります。表示金額に幅があるときには、前もって見積りに来てもらい、料金を出してもらうと安心出来ます。

 

一般的には、プロペラタイプであれば約7千円から1万円、シロッコファンタイプなら約1万3千円から1万7千円が目安になります。金額と仕事の質は関係しないので、できるだけ料金の安いハウスクリーニング業者を見つけると良いでしょう。

 

ハウスクリーニング業者が換気扇の掃除をするときの作業の流れは、まず換気扇の周りに汚れが付かないように養生をします。それから換気扇を取り外して分解します。各パーツは洗剤を使ってキレイにしていきます。

 

キレイになったらパーツを乾かして本体に取り付け、動作を確認して終了します。換気扇の清掃をする前には、作業する場所の周りの小物を片付けておくと良いでしょう。

 

食器を洗いきって、物が置けるスペースを確保しておけば、ハウスクリーニング業者の作業がはかどります。作業にかかる時間は、シロッコファンタイプであれば、2時間から3時間、プロペラタイプであれば1時間半から2時間くらいです。

 

キッチンでは毎日油を使うので、すぐに汚れが溜まってしまいます。そのため一年に一回から二回の頻度でハウスクリーニング業者に掃除を依頼すると良いでしょう。

 

ハウスクリーニング業者に頼むときのポイントについて

金額

インターネットで換気扇の掃除を調べてみると、多くの業者がヒットします。どのようなハウスクリーニング業者に頼めば良いのかわからず、結局依頼出来ずに時間が過ぎてゆくこともあります。

 

そのようなときは、金額の相場を知っておくと安心出来ます。一般的に換気扇の掃除にかかる金額は、約1万円から1万7千円です。金額は換気扇の形状や汚れの程度によって変わりますが、どのハウスクリーニング業者でも大体同じです。

 

金額が極端に高い業者や安すぎる業者は注意した方が良いでしょう。

 

環境に優しい洗剤

ハウスクリーニング業者を選ぶときには、環境に優しい洗剤を使用している業者に依頼すると安心出来ます。特に赤ちゃんやペットがいる家庭や、アレルギー体質の家族がいる場合には、換気扇の洗浄をするときに使う洗剤の成分に敏感に体が反応してしまうことがあります。

 

どうしても心配なときには、ハウスクリーニング業者のホームページを確認して、使用する洗剤や薬剤についての説明を読んでおくと安心出来ます。

 

近年では環境に優しく体にも優しいエコ洗剤や、天然成分で作られた独自の洗剤を使って業者が多いので、アレルギーが気になる人は頭に入れておきましょう。

 

保険

ハウスクリーニングのプロと言っても、作業中にトラブルが起きる可能性はあります。それで損害賠償の保険に入っている業者に作業を依頼すれば、もしものときでも安心できます。

 

自分の家に来て掃除をしてもらうので、業者が保険に入っていることは重要な要素です。保険に入っている業者が多いものの、一部では保険に入っていない個人経営のハウスクリーニング業者もいます。

 

会社のサイトを見て保険の有無をチェックしましょう。

 

再クリーニング

作業が終わってから、納得いかないときには、無料で再クリーニングしてくれる業者もいます。大手のハウスクリーニング業者は、対応が丁寧なのでほとんど応じてくれます。

 

不安な人は前もってハウスクリーニング業者のサイトで、仕上がり時の保証について探しておくのも良いでしょう。作業が終わってからの確認を、依頼者と一緒に見てくれる業者や、作業してから三日以内に電話を掛けてくれる業者もあるので安心出来ます。

 

作業員

ハウスクリーニングは体力が大事なので、作業員は男性が多い傾向があります。換気扇をキレイにしてくれるとはいえ、よく知らない男性を家にあげるのは心配という女性もいます。

 

ハウスクリーニング業者よっては、女性の作業員を派遣できる場合もあります。どうしても心配なときには、女性に来てもらえないか、会社に確認してみると良いでしょう。